分類B-VII 音響機器(補聴器)
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用語最大音響利得高周波数平均値
定義・解説補聴器の利得調整を最大設定にしたときの,50dB の入力音圧レベルに対する音響利得(最大音響利得)の高周波数平均値で,補聴器の最大音響利得の代表値。
備考
参考高周波数平均値(high frequency average, HFA)
デシベルで表記した1,000Hz,1,600Hz,及び2,500Hz における利得または音圧レベルの平均値。
2015年のJIS 改正で「最大音響利得」に代わり定義された用語
旧JIS では「最大音響利得(full-on acoustic gain): 補聴器の規準の状態で,利得調整器を最大にして,入力と出力の間に直線性が十分成り立つときの,音圧レベル60dB の純音入力に対する音響利得。直線性が成り立たない場合は,入力音圧レベルを50dB にしたときの値とする。」と定義されていた。
対応英語high frequency average full-on gain(HFA-FOG)
対応JIS番号C 5512 IEC 60118-0