分類C-VI 聴覚(語音聴力検査)
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用語基準語音了解いき(閾)値レベル
定義・解説ある特定の語音信号及び信号呈示方式において,18歳~25歳の十分な数の耳科学的に正常な男女の被験者を対象集団とし,検査材料がその集団に適している場合の語音了解いき(閾)値レベルの中央値。
備考ヘッドホンで測定した場合,日本オージオロジー学会(現日本聴覚医学会)の語音聴力検査委員会が,57-S,67-S の数字語表を用い基準語音了解閾値レベルを測定した結果,SRT 0 dB を14 dBSPL と決めた。語音オージオメータのJIS T1201-2 : 2000 にこの値が採用されている。(竹内義夫: Audiology Japan 34 : 177-186, 1991)
参考
対応英語reference speech recognition threshold level(reference SRT level)
対応JIS番号T 1201-1