一般社団法人日本聴覚医学会 | Japan Audiological Society

理事長挨拶

理事長挨拶

 この度,2021・2022年度の日本聴覚医学会理事長に再任致しました。ここにご挨拶申し上げます。

本学会は公的に広く聴覚医学に関する事業を担い,社会の中で認知され,行政から承認された組織であります。前期は難聴対策議員連盟に協力し,「新生児聴覚検査の体制整備事業」「聴覚障害児支援中核モデル事業」の実現に貢献しました。また,「新生児を除く難聴対策」も続けて要望し,その内容は「Japan Hearing Vision~ライフサイクルに応じた難聴者(児)支援を実現するために~」に組み込まれています。このような活動が背景にあり,文部科学省において「聴覚障害教育の手引き」が平成7年改定以来,実に四半世紀ぶりに改定されました。今後もこのような社会的取り組みを継続していきたいと考えています。

さて,新型コロナウイルス感染症の猛威は2021年1月の段階でまだ収束の兆しが見えておりません。2020年の研究会はすべて中止となり,今年2月の聴力測定技術講習会も中止としました。そのなかで,昨年10月の第65回日本聴覚医学会総会・学術講演会は名古屋大学曾根三千彦会長のもと,現地開催とオンデマンド配信のハイブリッド形式で開催され,900名を超える方が参加されました。曾根会長をはじめとして,学会運営を担当された関係者に厚くお礼を申し上げます。今後も感染状況の先行きが見通せませんが,学会としては定款を昨年の総会で改訂するなど,柔軟にかつ迅速に対応できる体制にしており,活動をできるだけ停滞させることなく,事業を進めたいと考えております。

本医学会の目的と役割は,聴覚に関する構造(解剖・組織)と機能(生理),難聴の病理と病態生理,難聴の予防と聴覚保護,難聴疾患の診断と治療および障害の解明,聴覚障害に対するリハビリテーション手段の開発と効果の評価,聴覚障害による社会的不利の解明と福祉への貢献,と極めて多くの分野・領域にわたっています。聴覚医学の進歩と日本聴覚医学会の発展のために,本学会理事,顧問,監事の先生方と協力して尽力していきたいと考えております。会員の皆様には,学術講演会や機関誌であるAudiology Japanへの積極的な参加と投稿など,今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

一般社団法人 日本聴覚医学会理事長
山岨 達也

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