一般社団法人日本聴覚医学会 | Japan Audiological Society

理事長挨拶

理事長挨拶

 この度,2019・2020年度の日本聴覚医学会理事長に就任致しました。ここにご挨拶申し上げます。

 日本聴覚医学会は平成26年12月に一般社団法人日本聴覚医学会となり,より公的に,そしてより広く聴覚医学に関する事業を担わされています。社会の中で認知され,行政からも承認された組織として,気を引き締めて本会を運営していきたいと存じます。

 本学会は平成30年10月に第63回日本聴覚医学会総会・学術講演会を神戸市立医療センター中央市民病院内藤泰会長のもと開催されましたように,今年64周年を超える歴史ある学術団体です。本医学会の目的と役割は,聴覚に関する構造(解剖・組織)と機能(生理),難聴の病理と病態生理,難聴の予防と聴覚保護,難聴疾患の診断と治療および障害の解明,聴覚障害に対するリハビリテーション手段の開発と効果の評価,聴覚障害による社会的不利の解明と福祉への貢献と極めて多くの分野・領域にわたっていることは今も変わっておりません。しかし,時代の推移・科学の進歩とともに,日本聴覚医学会および学術講演会等のあり方もより時代に即した魅力あるものになっていくべきものと考えます。本学会の大きな特徴は耳鼻咽喉科医ばかりではなく,言語聴覚士,聴覚障害者教育の教育者などの会員を有し,聴覚障害や聴覚に関する諸問題に対して指針を定め,活動していく点にあると存じます。

 基礎研究や学問としての聴覚医学の推進がその礎となり,その研究から生まれた様々な知識,方法,診断,治療などを社会で活用することが本学会には求められています。そのためにも,会員の皆様に学術講演会や機関誌であるAudiology Japanへの積極的な参加と投稿をお願い致します。基礎医学研究者,臨床医,言語聴覚士,臨床検査技師,教育者などが,それぞれの領域の専門知識を持ち寄り,議論し,領域の垣根を越えて,聴覚医学と日本聴覚医学会の未来をめざしていくことを衷心より願っております。そのためにも,学術講演会のあり方やAudiology Japanの新しい企画等を今後も模索していきた
いと考えております。

 堀口申作先生から10代にわたり連綿と続いてきた歴代の理事長の志を受けて,聴覚医学の進歩と日本聴覚医学会の発展のためにこれらの目的を果たし,長い歴史と積み重ねた実績のある本医学会をさらに発展させるべく,本医学会理事,顧問,監事の先生方と協力し努力し尽力していきたいと考えております。何卒,会員の皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

一般社団法人 日本聴覚医学会理事長
山岨 達也

PAGETOP
Copyright © 日本聴覚医学会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.