一般社団法人日本聴覚医学会 | Japan Audiological Society

総会・学術講演会

第70回日本聴覚医学会総会・学術講演会

第70回日本聴覚医学会総会・学術講演会を下記のごとく開催します。

会期 令和7年10月15日(水)16日(木)17日(金)
各種委員会 理事会 代議員会は10月15日(水)に行います。
会場

成田国際文化会館
〒286-0021 千葉県成田市土屋303
TEL 0476-23-1331 FAX 0476-3-1334
各種委員会理事会代議員会はヒルトン成田にて行います。
〒286-0127 千葉県成田市小菅456

演題募集

聴覚医学に関連する演題を募集します。今回は以下の2題を主題とします。

主題1 難聴児医療・療育における多職種連携

難聴児が本来持っている能力を発揮できるよう支援していくためには,耳鼻咽喉科医,言語聴覚士,聴覚特別支援学校などの教育関係者,補聴器・人工聴覚器関連職種,行政担当者など多職種による絶え間のない医療・療育が必要である。そのためには,お互いの業務内容の理解,チームとしての役割分担の明確化,個々の難聴児に対する情報共有を行い,各職種が連携し最善の医療・療育を提供する必要がある。しかし,地域や医療機関により取り組み方に差が認められるのが実状と考えられる。本主題では,各施設・地域から多職種連携による難聴児医療・療育の実際を呈示していただき,その課題を浮き彫りにし,在るべき姿を議論する。

主題2 学童期以降に発症した難聴に対する遺伝子診断を踏まえた医療の課題

本邦では,先天性難聴および若年発症型両側性感音難聴の遺伝子診断が保険適用となっている。難聴の程度や進行,あるいは人工内耳の有効性の予測など他の遺伝性疾患と比べても臨床的有用性が高い。先天性難聴の遺伝子診断がルーチンに行われつつある一方で,学童期以降に発症した難聴では遺伝子が関与しうる認識が希薄であると検査に至らない。また,解析量が膨大になるに伴い多く検出されるようになった病的意義不明のバリアントの存在などがカウンセリングに苦慮する要因となっている。本主題では,学童期以降に発症した難聴における対象例の選定,カウンセリング苦慮例への対応など遺伝子診断を踏まえた難聴医療の課題や工夫について議論する。

演題募集の詳細については,第70回日本聴覚医学会総会・学術講演会のホームページ(https://www.gakkai.co.jp/audiology70/)をご覧ください。

会則により,筆頭演者および共同演者は,正会員または準会員であることを要します。

演題募集期間 令和7年4月8日(火)〜6月10日(火)
申込方法

オンラインによる登録とします。第70回日本聴覚医学会総会・学術講演会のホームページ(https://www.gakkai.co.jp/audiology70/)から所定様式にてお申し込みください。オンライン登録に関して不都合のある方は,大会本部にご相談ください。

予稿集原稿には,目的,方法,結果などについて具体的に記述し,図表も指示にしたがって電子ファイルで登録し,口演に一致する内容を会誌1ページ分にまとめてください。なお,予稿集の著作権は日本聴覚医学会に属します。演題の採否ならびに主題の指定は会長にご一任ください。

日本聴覚医学会では若手会員の発表を奨励するため,一般演題を対象に次の費用を発表者に支援します。
1. 新入会で発表する演者(共同演者での発表を含む)の学会参加費
2. 筆頭演者として初回発表をする9月1日時点で40歳未満の会員の学会参加費
(本助成は故鈴鹿有子会員からのご寄付で運用されています)

第70回日本聴覚医学会総会・学術講演会
会長 国際医療福祉大学医学部耳鼻咽喉科学講座
教授 野口 佳裕

大会本部 国際医療福祉大学成田病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科
〒286-0124 千葉県成田市畑ケ田852
E-mail audiology70@gakkai.co.jp
担当 高橋 優宏(国際医療福祉大学三田病院耳鼻咽喉科)
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