分類C-IV 聴覚(聴覚検査一般)
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用語遅延側音検査
定義・解説詐聴の診断法の一つである。被検者に適当なことばを暗唱させ,それを録音しながら直ちに再生し,被検者にフィードバックしてきかせる。その時再生を0.2秒遅らせると,声が大きくなる,時間がかかる,発語が乱れるという三つの効果があらわれる。これを遅延側音効果といい,耳が聞こえているかどうかの判断に使う。暗唱させる語は,たとえば数字を逆順から言わせる,などがよく使われる。
備考
参考
対応英語delayed side-tone test
対応JIS番号