分類 | C-III 聴覚(マスキング) |
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番 | 5 |
用語 | 聴覚フィルタ |
定義・解説 | 蝸牛は音のパワーと位相の両方を正確に分析して神経信号に変換し,各聴神経線維はある特定範囲の周波数成分だけを伝えるスペクトル分析器であるが,この周波数分析機構を説明するために考えられた仮想の帯域通過フィルタ。即ち,聴神経全体を見ると,それぞれが少しずつ異なった周波数を通過させる帯域フィルタの集まりと見なせるが,以下のような特徴を有する。 ①ヒトでは20数個の帯域フィルタで構成される。 ②入力音の周波数や音圧に応じてバンド幅が変化する。 ③低周波数側と高周波数側で傾斜が異なる(非対称)。 ④感音難聴者では,帯域幅が広がる。 |
備考 | |
参考 | |
注 | |
対応英語 | auditory filter |
対応JIS番号 |